日頃、海外の機材はあまり使用していないのですが、これは旧東ドイツで作られたカメラです。海外の製品には日本製品には見られない特徴を持ったものが結構多くあり、このカメラもその一つだと思います。例えば、フィルムの巻上げはレンズの周囲を捻る操作で行います。レンズフードを逆さに装着し、レンズキャップをはめるとこのような少し変わった姿になります。合理的に設計された画一的なカメラが多いように感じるのですが、時には少し変わった機構の製品を使ってみるのも良いのではと感じさせられます。
「WERRA1c」
(旧東ドイツカールツアイスイエナ製)