カメラやレンズなどの精密機械分野の会社や工場は現在では日本全国広い地域に所在しており、国内にとどまらず海外の工場も多いようです。そのような企業も創業地は東京周辺の事が多いようです。そのような中でミノルタ(旧千代田光学精工)は数少ない関西発祥の企業になります。「ミノルタ」とは「実る田」、レンズの名称の「ロッコール」は兵庫県の「六甲山地」から命名されたようです(諸説あり)。日本的な命名に発想の豊かさや親しみを感じます。
カメラやレンズを用いる時に、それが何処で作られたものなのか?、どこの出身なのか?余り関係ない事なのですが、時にはそのような事を気にしてみるのも写真の趣味をより豊かで楽しくするような気がします。
「minolta SR-1s」
(ミノルタカメラ製造)