今となっては過去の事になってしまいましたが、フィルムカメラの時代に世界中で活動していた諜報部員はこのカメラを使用してスパイ活動を行っていたらしいのです。確かに極めて小型で高性能且つ高品質。書類等の複写等も可能なシステムを備えているため、そのような活動には最適なカメラであったと考えられます。
近年はあらゆる分野においてデジタル化が進み、このようなフィルムを用いるカメラが活躍する場面はなくなってしまったと思われますが、趣味の分野ではまだまだ活躍の場はあるようです。
実は本日は平日でしたが、東京半蔵門にあるJCIIクラブ25で開催中の「第51回ミノックス写真展」(日本ミノックスクラブ本部主催)の見学に出掛けてきました。極小サイズのカメラで撮影したとは思えない高品質の展示作品は見事なものでした。そのような訳で今日のブログのカメラは「ミノックス」になりました。
「MINOX B」
(ドイツ ミノックス社 製造)